もち米を活用しよう

私たちが普段食べているお米は、うるち米という種類のお米です。
たまに、もち米とうるち米を同じ米だと勘違いしてしまう方がいらっしゃいますが、この2つにはちゃんとした違いがあります。
うるち米のデンプンは8割が粘り気の強いアミロペクチンで、残りの2割はアミロースという粘り気の弱いデンプンです。
それに比べて、もち米のデンプンは全てアミロペクチンで構成されているため、うるち米よりも粘り気が強いお米になるのです。
こちらでは、そんなもち米の家庭ですぐに実践できる使い方についてご紹介します。

うるち米と混ぜて炊く

いつも食べているうるち米にもち米を混ぜて炊くと、米粒にツヤが出てモチモチした食感のご飯が炊けます。
スーパーで手に入れたお米が、あまり美味しく無かったという時には、もち米を混ぜて炊いてみてください。
全体量の1割程のもち米を混ぜるだけで、ぱさついていたお米でも美味しく食べることができます。
もち米を混ぜて炊く時は、水の量をいつもより少し減らすようにするのがおすすめです。

おこわを作る

おこわを作るなら、もち米を洗った後30分ほど水につけ炊飯器で炊きます。
もち米は吸水率が高いため、時間が長過ぎると炊く前にお水がなくなってしまったり、やわらかくなりすぎたりしてしまいます。
また、炊飯器を使う場合と蒸し器を使う場合でも吸水時間の目安が変わるので、それぞれの環境に合わせるようにしましょう。
炊飯器にもち米を入れ、人参・しいたけ・鶏肉などの食材と調味料を入れて炊けば、おいしいおこわが出来ます。
おこわに使う食材は、自分の好みに合わせてアレンジできるので、色々な味を楽しむことができます。
たけのこや栗、山菜など、一定の時期にしか食べられない季節の食材を使えば、四季を感じる食卓にすることができます。

簡単おはぎを作る

炊いたもち米をボウルに入れ、すりこぎ棒でついて粘りを出します。
米の粒が目立たなくなってきたら温かいうちに丸く成形して、きな粉やあんこなどのお好みの味を付けます。
これだけで、おはぎが完成です。
色々な食べ方を試してみてください。


いかがでしたでしょうか?
もち米は意外と簡単に使うことができるので、ぜひ実践してみてください。
長野のもち米でしたら、当社でも信州安曇野産をご用意いたしております。
各店舗にて販売いたしておりますのでお気軽にご利用ください。