乾物の魅力について

切り干し大根や干ししいたけ、スルメ、昆布など、日本には数多くの乾物があります。
どの家庭でも、料理に使ったり、お酒のおつまみとして食べたりしています。
今では、商店街の問屋やネット通販などで、様々な産地の乾物が手に入るようになりました。
私たちにとって身近な食材である、乾物。
こちらでは、日本の食卓には欠かせない、乾物の魅力についてご紹介します。

長期保存が可能

乾物とは、そもそも食材の長期保存を可能とするために作られました。
食材に水分が残っていると、カビや微生物が発生して腐ってしまうので、冷蔵庫が無い時代は生の食材をすぐに消費しなければなりませんでした。
しかし、屋外に天日干しをして水分を完全に抜けば、何ヶ月も保存できるようになります。
乾物の歴史はとても古く、縄文時代から食べられていたのではないかと考えられています。

香りと旨味が増す

魚のあら汁は、生の魚の骨を使って出汁を取りますが、一般的な味噌汁はかつお節や干ししいたけなどの乾物で出汁を取ります。
かつおやしいたけは、乾物にすることで生の状態よりも香りと旨味が増します。
その理由は、水分を抜いて乾燥させることで、食材に含まれている成分が凝縮されるからです。
水分を抜いても食材の成分はそのまま残っているので、味付けをしなくても美味しく食べることができます。

余計なゴミが出ない

乾物は、食べられない部分を切り取ってから干しているので、家庭で乾物を使った料理を作っても余分なゴミが出ません。
それに、水で戻すだけでそのまま使える乾物も数多くあり、包丁を使う手間も省けます。
乾物は、調理の際に出るゴミが少なく調理器具もあまり使わないので、とても環境に優しい食材です。


このように、乾物には素晴らしい魅力がたくさんあります。
乾物を使った料理は地味なイメージもありますが、調理法を工夫すれば、美味しい料理がたくさん作れます。
あまり乾物を使ったことがないという方は、乾物を使った料理にチャレンジしてみてください。

当社では、ほたるいかの素干しなどの魚貝類の乾物食品や、乾麺などの地元産の商品をご用意いたしております。
信州や日本海の幸を、ぜひご自宅で味わってみてください。201671114442.jpg201671114536.jpg201671114958.JPG

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